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桜の樹の下で、ある女性から盗んだ紙切れは死をもたらす呪いのお札だった!? 会社員の桐がお札を盗んで以来、転落死、白薔薇が撒かれた殺人、死体消失と同僚が次々不可解な殺人事件に巻き込まれていく! 背後にみえるは妖(あやかし)の存在か? 妖怪雑事相談員リベザルは謎を追うが、彼にも魔の手が迫る。 そして深山木薬店史上最悪の事件発生へ! □感想□ 薬屋探偵シリーズ第二部が、薬屋探偵怪奇譚と名前を変えて登場。 二人がいなくなり、別の場所に店を構えたリベザル。そして七年が経過する。 なんとか深山木薬店改の店長として日々を過ごすリベザル。 あるとき持ち込まれたのは、呪いのお札を拾ってしまってから、気味の悪いことにみまわれるようになったという桐という人物からの依頼。 解決のため乗り出すリベザルだったが、何故か彼の周りで奇妙な出来事が続発し、ついには死人まで出てしまう。 探偵は遅れてやってくる。何気に今回はミステリ要素が強め。 リベザル奮闘記とでもいうべきでしょうか。 一人で奮闘しながら事件を探るリベザルがけなげだ……。 なんだか雰囲気が変わったなあ。少し大人になったのかなってないのか。 作中での七年という月日は、なんだかんだで確かに経過していて、いろいろと変わったところもあって。 薬屋も位置も店も何もかも変わったんだけど、あとがきで怪奇譚第0巻と語るようにここが新たな始まりなのかな。 完全にもとには戻らないだろうけど、巻数的には予想していた以上に早い彼の帰還を素直に喜ばずにはいられません。 ソラチルサクハナ 薬屋探偵怪奇譚 著:高里椎名 出版:講談社ノベルス 第一刷:2007/08/06 本体価格:860 P253 ISBN:978-4-06-182541-3 ソラチルサクハナ (講談社ノベルス タT- 25 薬屋探偵怪奇譚)
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