|
吏部尚書・紅黎深解任の報で朝廷が騒然とする中、吏部侍郎・李絳攸の処分を検討するため、御史大獄が開かれることに! 絳攸を護るため必死な秀麗だけど、紅家の名に泥を塗られたと怒る紅姓官吏が一斉に出仕を拒否!! しかも、紅家の力で経済封鎖が行われ、王都の物価も高騰寸前!! 大変な事態に、犬猿の仲の同僚・陸清雅と対応に追われる秀麗は!? □ 本編14弾、17冊め。 御史大獄が開かれる。しかし紅家当主の罷免を受けた紅性の官吏たちが、いっせいに出仕を拒否。さらに経済封鎖が行われたことにより、物価が高騰し始める。 清雅と共に対応に当たる秀麗だったが、そんな中ある疑問が浮かび始める。 紅家当主ではない、誰かが経済封鎖を指示した可能性があると。はたして、紅家の軍師一族姫家の“桐竹鳳麟”はいったい誰なのか。(私は途中まで晏樹かと思ってました) ここ最近の展開はほんとハラハラしっぱなしで、今回もいったいどうなってしまうんだろうと思いながら読み始めました。 内容としては、御史大獄が開かれてそれから始まる騒動について。 清雅との憎まれ口の応酬がなにげにおなじみになってきたここ最近。今回もまた激しいですが、秀麗が慣れてきたのかこっちが慣れてきたのか、それほど嫌なやつだと思わなくなってきました。 というか、ああいうのだと思えばそれはそれで好きになれるやつなんじゃないかなと。 嫌なやつであることには違いないんですけどね。 どうしても御史台で秀麗が張り合ってる相手であることもあって、自然彼女との絡みも増えてるのもあって。 前回謎だった悠舜の過去が、今回にきて明らかになっています。 明らかにはなりましたが、それでいったい彼は何をしたいんでしょうかね… 旺季を王につけたいのか。はたまた劉輝の側で仕え続けるのかあるいは… いわゆる誰派だっていうのがここにきてわからなくなってきました。 というか、最近登場してる人たちみんな立ち位置がわからない。 黒か白かはっきりと割り切れるものじゃないことはわかっていても、なんだかもやもやします。誰を信じていいんだろうと。 序盤から登場しているいわゆる「身内」な人たちは、現在ことごとく権威を失墜しちゃってますから。 このあとあらゆるものがいったいどうなっていくのか。 誰もが何かしらの思いを胸に動き、そして秀麗もまた、事態を収束させるために一つの選択をすることになります。 「あなたの妃になるわ」と。 ついにー!というところなんですが、劉輝同様にまったく喜べないのは何なんでしょうね。 そして本位不本位にかかわらず、何とか落ち着きそうだったところ、紅州へ向かったはずの秀麗たちが行方不明に。 でも燕青もいたならそうひどいことにならないと思いたい。 なんというか、あらゆるものが後手に回ってしまってるんですよね。劉輝も、秀麗も、そして邵可さんですら。 どうなってしまうのかな。そしてこの物語自体がどう決着がつくのかな。 早く続きが読みたいです。 彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる 著:雪乃紗衣 イラスト:由羅カイリ 出版:角川ビーンズ文庫 初版:2008/12/01 本体価格:476 P287 ISBN:978-4-04-449917-4 |
| << 前記事(2008/12/01) | トップへ | 後記事(2008/12/06)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/12/01) | トップへ | 後記事(2008/12/06)>> |