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ついに敵の龍魔王ベラッツェアを追い詰めた“天狼六覇”の六人。 しかし、巧妙に仕掛けられたベラッツェアの罠により、六人は未来へバラバラに飛ばされてしまう。 最後に三千年先の未来へ飛ばされたジュノーは未来のブラウベル王国がベラッツェアに征服されているとも知らず、かつての敵であったドルーを斬り倒したため追われる立場に。 満身創痍のジュノーが殺されそうになった、まさにその時、天狼六覇しか持つことができない武器“天狼牙”を手にした見知らぬ中年男が立ちはだかった! 彼の正体は? そして天狼六覇の一人、恋人のマハールとの再会は果たせるのか? □ 王をたぶらかし国をのっとった妖女ベラッツェアを倒しに行った天狼六覇の戦士たちではあったが、ベラッツェアの罠にはめられてしまう。 そして主人公ジュノーが次に目覚めたときには、見覚えのない町にいた。 敵であったドルーたちが闊歩する町で追われたジュノーは、天狼六覇の一人であるジントに助けられ、ここがもといた時代から3000年後の世界であり、ベラッツェアが治める国であることを告げられる。14歳だったジントは、35歳になっていた。 タイトル見て気になっていた作品。 主人公の喋りがわりと淡々としているというか硬いというか、よくあるお馬鹿な熱血主人公系ではなく、あんまり動揺しないタイプ。けれど物語自体はなかなかハードではないでしょうか。 時間跳躍後に存在していた世界は、自分たちが倒そうとした相手が治めていて、故国もすでになく、彼らのいた時代は作中の言葉を借りるなら人にとっては大昔を通り越して伝説の時代になっていて。 誰もベラッツェアを倒そうだなんて微塵も思っておらず、むしろ生活が発展して感謝しているくらいで。 そしてその日々にすでに牙を折られてしまったかつての仲間がいて。 いったい何のために戦うんだろう。 国を失い、すでに守るべき王子もいない時代で、それでも戦い続けることができるのか。 まだ旅が始まったばかりだといっても過言ではない。 3000年後の世界にばらばらに飛ばされ、何年あるいは何十年も過ごした仲間たちと、まだ2日しか経っていないジュノーと。その間にすでに時の流れという壁が。 1巻では天狼六覇の6人のうち、登場したのは3人(4人)。 あとの2人はどこに行ったんだろう。 そして彼らは龍魔王倒せるのか。何巻か出てから一気に読んだほうがよさそう。 さよならストレイウルフ1 あの歌はもう聞こえない 著:嬉野秋彦 イラスト:菅野博之 出版:徳間書店 発行:2007/10/31 本体価格:819 P235 ISBN:978-4-19-850762-6 |
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