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三千年未来の世界へ飛ばされたジュノーは、魔龍王ベラッツェアの娘ロザルバと激闘を繰り広げる。 満身創痍となったジュノーは“天狼六覇”のマハールに助けられた。 三千年後の世界で彼女は“二のお頭”として盗賊団の生活を送っていた。 そして、その盗賊団を牛耳っているのは昔からジュノーが兄のように慕っていたカザークだった。 元いた世界での変わらない鷹陽な風貌がジュノーを安心させる。 しかし、残酷にも時の流れは仲間たちを大きく変えていた……。 かつての英雄たちは、過酷な闘いと苦渋の選択を強いられていた……! □ 魔龍王ベラッツェアの娘ロザルバとの戦闘で負傷したジュノーは、盗賊の頭になったマハールとカザークに助けられる。 再会を果たすも、彼らの変化に戸惑いを隠せない。 仲間たちと合流したのはいいけれど、カザークは盗賊の頭におさまってはいるものの女と酒におぼれ、恋人であるマハールはなんともそっけない。そして二人とも、戦うことが無謀だと口にする。 戦ったのがつい数日前のジュノーと違い、何年も経過していた仲間たちは戦う気はあるんだけどどこかあきらめモード。 なのにジュノー、タフだなあ。 強がって見せてるというのではなく、まっすぐで単純で率直で、けどなかなか一筋縄ではいかなくて。 そんな彼と久しぶりのやり取りを交わすうちに、二人も少しずつ変わっていきます。いい主人公だなあ。不思議とひきつけられるというか。 そしてマハールとジュノーの後半のやり取りに、思わずにやりとしてしまいました。かわいいなあもう。ばかっぷるめー あと、敵方の内情も書かれています。なかなか敵は多そう。 そしてこの巻で登場したボルゴップと彼がイコールにならなくて、むしろ爬虫類が爬虫類を愛でてるような光景が浮かんでて、正体が明かされたときには素直に驚いた。 戦場から身を引いた者。 志半ばに死した者。 敵になった者。 戦い続ける者。 そしてベラッツェアとギエンの娘であるルルーが天狼六覇たちとどう関わってくるのか。あとはアダリーやジントも一緒に戦うことになるのかなあ。 まだ明かされてない謎も多いことだし、なかなか先が楽しみな話です。 さよならストレイウルフ2 赦されざるもの 著:嬉野秋彦 イラスト:菅野博之 出版:徳間書店 発行:2008/03/31 本体価格:819 P247 ISBN:978-4-19-850778-7 |
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