ゆらゆらと揺れる海の彼方 2

一代にして、アールガウ神聖帝国を築き上げた希代の天才――シグルド・ヴァン・フォルセティがついにレールダム福音連邦の地を踏んだ。
若き皇帝の真の目的が明かされたとき、居並ぶ群臣の顔には衝撃が走る――

一方、ラシードとジュラのローデウェイク辺境州には、反帝国勢力が続々と集まりつつあり…
戦いの天才たちの激突。
《冥海》と呼ばれるもうひとつの世界と、そこを介することで生まれるさまざまな戦術。特殊な能力を持つ獣――《海獣》という名の兵器。
人気沸騰中の戦記ファンタジー第2弾!


□感想□

シリーズ第2巻。
1巻を読んで、改めて2巻を読み返してみてようやく謎が解けました。最初2巻だけ読んだときはさっぱり話がわからなかったんですけど。

今回は、主に前回登場しなかったアールガウ神聖帝国側の面々について触れられています。
なんか、さらに分厚くなったなあ。
前回がラシードたちのほうの、今回が帝国側面々の紹介に割かれていると考えてもいいかな。ようやく役者がそろった感じです。

そして、登場してからいきなり爆弾発言を残した皇帝シグルド。
占拠された〈騎士の館〉をあっさりと落とし、その首謀者であったオスターデと、重鎮たちを前に告げる。
「皇帝などという地位など、いっそなくなってしまったほうが清々する」
大物なのか馬鹿者なのか判断に困るところですが、少なくともすごい人なんだろうなあというのは伝わってきます。

結構な分厚さがありますが、それ自体はそれほど気になりませんでした。むしろ、続きが楽しみです。次こそはなにか大きな進展があることを祈って。

=====

ゆらゆらと揺れる海の彼方 2
著:近藤信義
イラスト:えびね
出版:電撃文庫
初版:2004/04/25
本体価格:630
P356
ISBN:4-8402-2661-X


ゆらゆらと揺れる海の彼方 (2) (電撃文庫 (0927))
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近藤 信義


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