NHKにようこそ!

著:滝本竜彦
出版:角川書店
初版:H14-01-31
本体価格:1700
P269

□あらすじ□

引きこもり続けて4年目。どうしようもないだめ人間な生活を送る日々。
だが、「俺」はある日気づいてしまった。自分が大学を中退したのも、無職なのも、すべてはNHKの陰謀なのだということを。
そしてそんな自分の前に、一人の少女が現れた。日傘を差した清楚な美少女、岬ちゃん。彼女は「俺」に、ある契約を持ちかける。

□感想□

うわあ…駄目人間がいる…

読み始めて最初の感想がそれでした。
事態を好転させようとしてどんどん駄目な方向に落ち込んでいく様が、なんだか妙にリアルでした。…もしかしたら本当に現実(リアル)なのかもしれませんが…

あらすじに「エロスとバイオレンスとドラッグに汚染された」「驚愕のノンストップ引きこもりアクション小説」と書かれていますが…別にアクションしてないし。殴り合いとか崖からダイブとかのことでしょうか…エロスとバイオレンスって、ロリコンとエロゲーのことでしょうか…

引きこもりとは全く縁のない人が読んだら、単なる笑い話で終わるでしょうが、ちょっとでも覚えのある人が読んだら、しばらく立ち直れないんじゃないかなあと思ったり。

類は友を呼ぶというのがすばらしく当てはまるくらい、主人公「俺」の周りはどうしようもなく駄目人間ばっかり集まっている気がします…

いや、面白いといえば面白かったですが。

冗談だよね、と思って読んでいたら、あとがきでものすごくいたたまれない気分になってきました。
うん、ごめん。


NHKにようこそ! (角川文庫)

"NHKにようこそ!" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント